三重県津市の総合印刷会社。人と環境に優しい印刷製品が広がる社会に。

伊藤印刷株式会社

ISMS/ISO27001認証 情報管理国際認証取得/基本方針 グリーンプリンティング認定工場 全印工連CSR認定 三重県「平成16年度男女がいきいきと働いている企業」三重県知事表彰受賞 地方創生SDGs官民連携プラットフォーム

お問い合わせ先059-226-2545

メディアユニバーサルデザイン

健常者から子ども・高齢者・色覚障がいの方が、印刷製品・視覚で訴える製品から得る情報を公平に伝えられる社会づくりを。

メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)とは、

メディアユニバーサルデザインイメージ
メディア・ユニバーサルデザインとは、健常者、障がい者(弱視・色覚障がい)や高齢者、子どもや外国人など、全ての人たちに正しく情報を伝えるために、「読みやすい・見やすい・使いやすい」ことを目的としたデザインのことです。
日常生活を送るうえで、人は情報の8割以上を視覚から得ているといわれています。印刷物、テレビ、インターネット、看板など視覚を通して多くのメディアから情報を得ていますが、高齢者やロービジョン・視覚障がいのある人には、それらの情報が時に見えにくい情報であったりします。
また日本人では、男性の約20人に1人、女性の約500人に1人が色覚に障害があるといわれ、40才代から白内障になる人が増え、80才・90才ではほとんどの方に白内障の症状が現れるようです。だからこそ視覚に配慮した製品作りが求められ、デザイン性も持ちつつ、発信する情報が全ての人に同じように得られる配慮が必要です。

メディアユニバーサルデザイン5原則

写真を比較してみてください

見え方の工夫

例えば…色の見え方に工夫をする
人によっては色の見え方が違います。

BEFORE人によっては隣り合った色の区別が分かりにくい場合があります。

修正前グラフ(健常者の見え方)
健常者の見え方

修正前グラフ(色覚障がいの方の見え方)
色覚障がいの方の見え方

AFTER隣り合う色の組み合わせのほか、デザインにも工夫をすることで見やすくします。

修正後グラフ(健常者の見え方)
健常者の見え方

修正後グラフ(色覚障がいの方の見え方)
改善後の色覚障がいの方の見え方

例えば…よりわかりやすいものに
「見えない」「読めない」「手に入らない」など、情報の入手を阻害する要因をできるだけ取り除きます。

BEFORE明度差のない配色、重要な情報がはっきり読めず、道順が分かりづらくなっています。

修正前地図(健常者の見え方)
健常者の見え方

修正前地図(白内障の見え方)
白内障の見え方

AFTER信号機など重要な情報をイラストで大きく加え、見分けやすい配色に変更することでより分かりやすくなります。

修正後地図(健常者の見え方)
健常者の見え方

修正後地図(白内障の見え方)
改善後の白内障の見え方

見やすい書体(ユニバーサルデザインフォント)で読みやすく!文字の見え方は人によって違います
文字は、視力の衰えとともに判別が難しくなります。
個人差はありますが、40歳代から白内障になる人が増え、80歳・90歳代ではほとんどの人に白内障の症状が現れるといいます。そのためUDフォントを使用することで読みやすく配慮します。

ユニバーサルデザイン書体
ユニバーサルデザイン書体(UDモトヤアポロ)

ユニバーサルデザイン書体
ユニバーサルデザイン書体(UDモトヤマルベリ)

外国人や子どもへの配慮
外国人には、日本語ではわからないこともあります。また、子どもには漢字や難しい言葉では伝わりません。
言語だけに頼らず難しい表現・漢字を、マーク化などで誰にでもわかりやすい表現にします。

修正前の案内表示
修正前の案内表示

修正後の案内表示
修正後の案内表示

メディア・ユニバーサルデザインアドバイザー

mudアドバイザー
当社にはメディア・ユニバーサルデザイン教育検定に合格したメディアユニバーサルデザイン・アドバイザー資格取得者が令和6年10月現在8名在籍しています。
印刷製品・視覚で訴える製品作りにおいて、 メディアユニバーサルデザインの考えに沿って、健常者から子ども・高齢者・色覚障がいの方々に情報が公平に伝えられる製品をご案内いたします。
「文字の使い方」や「色の使い方」に、メディアユニバーサルデザインの様々な配慮と工夫された見せ方により、使いやすく、見やすい製品が多くの印刷製品に使われ、多様化する現代に印刷製品で社会に貢献できるよう今後も取り組んでまいります。
NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会

伊藤印刷の取り組み

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